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浮上油・スラッジ回収にはこれが最適!「SV-アルファMM」のご紹介!

浮上油による発生し得る問題

工作機械や生産現場で使用されるクーラント液は、長期間の使用によって浮上油が蓄積することがあります。この浮上油は、クーラント液表面に薄い油膜を形成し、さまざまな問題を引き起こします。

まず、悪臭の発生が挙げられます。浮上油が酸化し、嫌な臭いを放つことで作業環境が悪化します。これにより、作業者の不快感を引き起こし、作業効率の低下を招く可能性があります。

次に、ワークや機械部品への油の付着が問題となります。浮上油がワークや工具に付着すると、製品の品質に悪影響を与え、仕上がりが悪くなることがあります。また、工具や機械部品の寿命も短くなるリスクが高まります。

さらに、浮上油の蓄積はクーラント液の寿命を縮める原因にもなります。クーラント液の劣化が進行すると、交換頻度が増え、コストが上昇するため、生産性に大きな影響を与えます。

スラッジによる発生し得る問題

スラッジとは、切削加工などで生じた微細な金属粉やゴミのことを指します。これらのスラッジがクーラントタンクに蓄積すると、以下のような問題が発生します。

まず、クーラント液の流動性が低下します。スラッジがタンクの底に堆積すると、クーラント液の循環が悪くなり、冷却効率や潤滑性能が低下します。これにより、工作機械の精度が低下し、加工品質が不安定になる可能性があります。

また、スラッジの蓄積は、機械のトラブルの原因にもなります。スラッジが配管やポンプに詰まると、機械の故障や修理が必要となり、予期せぬダウンタイムが発生します。このようなトラブルは、生産スケジュールに大きな影響を与え、生産コストの増加につながります。

さらに、スラッジはクーラント液の劣化を早める要因ともなります。スラッジに含まれる微細な金属粉や異物がクーラント液を汚染し、劣化を加速させます。これにより、クーラント液の交換頻度が増え、コストがかさむ結果となります。

工作機械用クーラントクリーナー「SV-アルファMM」

そんな浮上油やスラッジによる問題を解決するのが、「SV-アルファMM」です。この製品は、2槽式浮上油分離装置「ミニモアムーブ®」を搭載し、効率的かつ簡単に油やスラッジを回収できる画期的な装置です。

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浮上油はコレで解決!毎時900Lの吸引力で、油回収率95%以上を実現

「SV-アルファMM」は、強力なポンプと2層式の分離構造を採用し、毎時900リットルの吸引力で、95%以上の油回収率を誇ります。これにより、浮上油による悪臭やワークへの油の付着を防ぎ、クーラント液の寿命を大幅に延ばすことが可能です。また、特許取得済みのフロートは、どの角度でも水面近くをしっかり吸引し、狭いタンクでも効率的に浮上油を回収します。さらに、地下ピットのような揚程のある場所にも対応できる設計となっています。

手間なし、電気なし、消耗品なしの使いやすい製品

「SV-アルファMM」は、操作が非常に簡単です。クーラントタンクにフロートを設置し、スイッチを入れるだけで、分離した油は自動的に排出され、クーラント液はタンクに戻ります。圧縮エアーを動力とするため、電源を必要とせず、機械を停止させることなく浮上油を回収できるため、作業効率を損ないません。キャスター付きで移動も簡単なので、現場での使用が非常に便利です。さらに、紙フィルターやベルトを使わず、ステンレス製の部品で構成されているため、メンテナンスも簡単で長期間使用可能です。

スラッジ、切粉も回収可能!1台2役の革新的な製品

「SV-アルファMM」は、浮上油の回収だけでなく、スラッジや切粉も同時に回収できるため、1台で2役の機能を持つ優れた製品です。タンクの底にたまるスラッジはもちろん、浮上油に含まれる微細な切粉まで回収可能で、さまざまな加工現場で活躍します。幅47cmというコンパクトサイズで、工作機械の間にも設置しやすく、あらゆる作業環境で使用できます。特許取得済みの技術を活用し、アルミ加工や粉体加工など、幅広い加工に対応可能です。

「SV-アルファMM」は、浮上油やスラッジによる問題を解決し、生産効率の向上とコスト削減を実現する頼れるパートナーです。