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クーラントタンクの汚れは何が原因?解決方法を紹介します!

工場で働いている時に嫌な臭いを感じたことがある方はいらっしゃるでしょうか。
嫌な臭いの原因として考えられる原因の1つとしてクーラントタンク内の汚れが挙げられます。
そこで今回は、クーラントタンク内の汚れが原因で派生する異臭の解決方法について紹介します。

□異臭による悪影響とは

そもそも異臭が発生しているくらいなら我慢すれば大丈夫と考える方もいらっしゃるでしょう。
そういった方のために、異臭による悪影響について紹介します。

・作業員の健康問題や集中力の低下
工場内でひどい悪臭がするような状況では、従業員の中には吐き気を催したり、体調不良を引き起こしたりすることがあります。
健康問題に発展すれば大きな問題ですし、企業としてのイメージも低下してしまうかもしれません。

また、嫌な臭いがする現場で働くというのをイメージしてみてください。
こうした状況では集中力を高く持ちながら作業したり、効率よく働いたりすることはできないのではないでしょうか。
清潔で嫌な臭いのしない現場と比べれば、後者の方が明らかに生産性は高まりますよね。
悪臭による悪影響は工場の生産性を低下させることもあるのです。

・近隣住民からの苦情
工場で発生した悪臭によって近隣の住民から苦情が来てしまうこともあるでしょう。
事業活動による悪臭の発生というのは、悪臭防止法という法律によって規制がかけられています。
悪臭によって訴訟にまで発展することがあれば、企業としてのイメージは悪くなってしまいますよね。
企業イメージを守るためにも異臭への対策は重要だということです。

・衣服や車に臭いが染み付く
工場内という職場だけで臭いが完結していれば、問題ないと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、こうした臭いは工場を出てからもなかなか取れません。
そのために、衣服や車に臭いが染み付いてしまうということもあります。

仕事をしていない私的な時間の中で嫌な臭いがするのは嫌ですよね。
異臭を感じたらすぐさま対処しておくことがおすすめです。

□クーラントタンクの汚れによる異臭の発生について

ここまでは異臭の原因について紹介しました。
では、なぜこの異臭は発生するのでしょうか。
ここからは異臭の発生原因についてお話ししたいと思います。

異臭の原因はさまざまかもしれませんが、今回はクーラントタンクに関わる話にフォーカスします。
クーラントタンクから異臭が発生するのは浮上油が原因であることが多いです。

クーラントタンク内の液というのは、初夏から秋口にかけて多くの微生物を繁殖させます。
この微生物は気温が上がり水温が下がることで繁殖していきます。
単純な気温の変化だけでも微生物が繁殖する要因です。

しかし、そこに浮上油が加わると微生物の繁殖を促進させます。
浮上油は、クーラントタンク内の液が空気に触れるのを阻害します。
タンク内の液が空気に触れられなくなると、そこで嫌気性の菌が繁殖を始めます。

嫌気性の菌は増殖速度自体は遅いのですが、一度繁殖してしまうと、強い異臭を放つようになります。
つまり、工場内の異臭はタンク内に浮上油が溜まり、酸素が遮断されることで菌が繁殖し発生するのです。
異臭の発生を防ぐためには、クーラントタンク内に浮上油がたまらないようにする必要があります。

□おすすめの回収装置

クーラントタンク内の浮上油をうまく回収することが大事であることはおわかりいただけたかと思います。
そこでここからはおすすめの回収装置について紹介します。

浮上油を回収する装置としておすすめなのは、SV-アルファです。
こちらは浮上油を回収することはもちろんですが、スラッジの同時回収もできる優れものです。

まずは大口径のストレートノズルを使用して、液中に存在するスラッジを回収します。
そして、同時にフロートタイプのノズルで浮上油も回収します。
2つのノズルから回収した液は、まずスラッジ回収用のドラムへと送られます。
そして、スラッジと浮上油を含む液体に分離します。

スラッジ以外は浮上油分離槽へと送られます。
次は、槽内で浮上油とクーラント液を分離します。
そして、きれいになったクーラント液のみを元のタンクへと戻します。

最後にSV-アルファの利点についてお話ししておきます。

・ワゴン台車程度の大きさ
コンパクトにも関わらず、スラッジと浮上油の同時回収ができます。

・目詰まりを起こさない
一度スラッジ回収ドラムを通過させることで、浮上油の分離槽内にスラッジが入り込むことがありません。
そのため、目詰まりが起きることはありませんし、分離槽内に傷がつくこともありません。

・デリケートなワークの加工ができる
回収装置を常に稼働させることによってデリケートなワークの加工にも対応可能です。

・コスパが良い
同時回収という性能を持ちながら値段もお求めやすくなっております。

・省スペースかつ高性能
先ほども紹介したようにコンパクトな回収装置となっています。
そのため、スペースを不必要に圧迫することがありません。

・電源が不要
SV-アルファは完全エア駆動を採用しております。
そのため、火災の心配もありません。
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